昨年1月に逝去した飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗(1937-2023、飯山北高卒、武蔵野美術大学卒)の回顧展を開催します。
猪瀬は国展彫刻部への作品出品を創作活動の軸とし、そこで人体彫刻を発表し続けました。それらのほとんどは一見愚直なまでに写実性の高い女性像ですが、ともすれば目新しさを追いがちな現代において、反って新鮮さを感じさせるだけでなく、時代に左右されない造形としての完成度の高さを持つに至っています。
1986年以来となる郷里における本回顧展では、国展出品作品の初期から晩年までを網羅展示することで猪瀬が生涯に亘って追究した人体彫刻の変遷を辿ります。
主催者の都合や天候等により、催しの予定が変更されることがあります。ご利用の際は、主催者等に必ずご確認ください。