完成した「さくら床」からの景色を確認する実行委員=8日、福井市つくも1丁目

完成した「さくら床」からの景色を確認する実行委員=8日、福井市つくも1丁目

福井県 福井・永平寺 花・紅葉 アウトドア・レジャー

足羽河原に「さくら床」 地元有志 9日夜から3夜連続演奏会

福井新聞(2015年4月9日)

 福井市の足羽川堤防の桜並木を楽しんでもらおうと地元有志が花見桟敷「さくら床(どこ)」を設置した。9日夜から3夜連続で「かがり火とミニコンサートの夕べ」が開かれる。

 設置したのは堤防のぼんぼりを今年復活させた「足羽川ぼんぼり物語」実行委員会。多くの人を足羽河原に呼び込もうと京都の川床をヒントに企画した。

 ぼんぼりを並べた桜橋―九十九橋間左岸の中ほどに、畳9畳分の幅5・4メートル、奥行き2・7メートルの桟敷を斜面から張り出すように設置した。桟敷からは満開の桜の枝が手に届くところにあり、川や並木の景色も存分に楽しめる。12日までの午後1時から午後9時半まで自由に利用でき、飲食類の持ち込みも可能。荒天時は閉鎖する。

 実行委では「さくら床」から見下ろす広場でミニコンサートを開く。9~11日午後7時から午後8時45分まで日替わりで雅楽や三味線・長唄、吹奏楽、ロックバンド、二胡などの演奏が繰り広げられる。雨天中止。

 吉井恵子実行委員長(52)は「桜の中で景色を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしてもらえれば」と話している。

えきねっと びゅう国内ツアー

福井・永平寺 ニュース