今は見られない風景がよみがえる鉄道写真展=30日、福井市の県立歴史博物館

今は見られない風景がよみがえる鉄道写真展=30日、福井市の県立歴史博物館

福井県 福井・永平寺

写真展「北陸の鉄道」 県立歴史博物館

福井新聞(2015年5月7日)

 北陸新幹線開業に合わせて、昭和40年代を中心に北陸で活躍した鉄道の写真展が、福井市の県立歴史博物館で開かれている。「北陸の鉄道」と題し、今は使われていない蒸気機関車や廃線になった路線など当時の息吹を伝えている。7月3日まで。

 県内の鉄道写真愛好家が撮影、同館に寄贈した数万枚のネガから25枚を厳選し、A3サイズで展示した。旧北陸本線郷津駅(現新潟県上越市)ですれ違う2両のD51形蒸気機関車や、福井鉄道旧鯖浦線矢倉駅(旧織田町)での一枚など、かつての牧歌的な雰囲気が感じられる。

 主任学芸員の水村伸行さんは「実際に利用していた60代以上の人は懐かしみ、20~30代の人には新たな発見がある」と話した。

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