県観光部は21日、木曽・大北地域での宿泊が割引になる「ふるさと旅行券」の購入申し込みの受け付けを始める。額面1万円の旅行券を5千円で販売し、3千枚用意する。全県を対象とした同様の旅行券も販売を始めているが、昨年、噴火や地震で被災した両地域の復興支援を目的に特別に設定した。
使用できるのは木曽郡上松町、南木曽町、木曽町、木祖村、王滝村、大桑村、塩尻市の旧楢川村地区、大町市、北安曇郡池田町、松川村、白馬村、小谷村の登録施設。現時点では木曽地域(旧楢川村地区含む)で48、大北地域で82の宿泊施設の登録があり、県観光部によると今後も増える見込みという。
申し込みは1人4枚までで、「しあわせ信州ふるさと割」のホームページか郵送で9月9日まで受け付ける。応募多数の場合は抽選で購入者を決定する。使用期間は9月20日から来年1月31日まで。
問い合わせは販売事務局(電話048・400・5041)へ。