中野市中央の中野陣屋・県庁記念館で31日、第4回中野陣屋酒蔵祭(実行委員会主催)が始まった。市内の酒蔵4社、ワイナリー(ワイン醸造所)1社がブースを構え、仕込みの特徴などを紹介するパネルを展示。初日は試飲会や利き酒コンテストがあり、日本酒愛好家らでにぎわった。
試飲会では天領誉(てんりょうほまれ)酒造、志賀泉酒造、丸世酒造店、井賀屋酒造場が特別純米酒や殺菌処理をしていない生原酒などを提供。たかやしろファームはシャルドネの白ワインなどを用意した。来場者は好みの酒をちょこについでもらい、じっくり味わっていた。
銘柄を伏せた5種類の日本酒を飲み比べる利き酒コンテストも人気だった。長野市三輪の公務員、三輪百合佳さん(26)は「どの日本酒も個性があって面白い」と話した。
4日までの午前10時〜午後5時。入場無料。試飲会と利き酒コンテストは1日までで参加費500円。1日午後2時からは歌謡曲や合唱のコンサートもある。