高岡市の瑞龍寺を舞台にした「夜の祈りと大福市」が13日、高岡市関本町の同寺で始まった。来場者は、幻想的な光に包まれた大伽藍(がらん)を見て回り、仏に加護を祈った。14日まで。
国宝に指定されている山門、仏殿、法堂(はっとう)に照明が当てられた。法堂には"トイレの神様"として知られ、あらゆる願いをかなえてくれるとされる烏瑟沙摩(うすさま)明王の像があり、大勢の来場者が足を運んだ。
石川県津幡町の木版画家、谷内正遠さんによる作品展も開催。総門前では、市内外のご当地グルメなどを販売する大福市が開かれた。
瑞龍寺夜の祈り実行委員会主催、国宝瑞龍寺、国宝瑞龍寺保存会、市下関校下連合自治会、北日本新聞社など共催。
夜の祈りと大福市は午後6時半~9時半で、大福市は午前10時から。運営協力費(入場料)500円で、会場や北日本新聞本社、同支社などで販売。中学生以下無料。問い合わせは同高岡支社、電話0766(22)2226。