越中国守を務めた大伴家持の生誕1300年プレイベント「高校生万葉短歌バトル2016」の本戦が20日、高岡市のウイング・ウイング高岡4階ホールで行われる。19日は会場の設営作業が行われ、高校短歌ナンバーワンを決める熱戦の舞台が整った。
短歌バトルは「万葉のふるさと高岡」の魅力を全国に発信しようと初めて開催。高校対抗の団体戦で、本戦には、予選を通過した県内5チームと長野、神奈川、千葉の3チームが出場する。
熱いバトルを繰り広げるステージには、生徒が思いの丈を込めて詠んだ歌を映し出す大型スクリーンを設営した。校名を記したプラカードや勝敗を示すトーナメントボードも運び込まれ、本番を待つばかりとなった。この日は、長野県飯田市の飯田女子高校「飯女文芸クラブ」のメンバーが高岡入りした。
イベントは午後1時にスタート。観覧希望者は当日会場で受け付ける。入場無料。高岡市と同市教育委員会、同市万葉歴史館、北日本新聞社でつくる実行委員会主催。