小矢部市商工会青年部(飛渡勝矢部長)は30日、石動駅前商店街で、市特産の卵を材料にした「おやべミルクセーキ」を使い「チェーンクロス乾杯」の参加人数のギネス世界記録更新に挑む。千人を目標に市内外から参加を募り、交流人口拡大と商店街活性化につなげる。リオデジャネイロ五輪ホッケー女子日本代表で市出身の小野真由美さんをゲストに迎える。
「おやべミルクセーキでクロス乾杯」と銘打ち、記録と記憶を残そうと、現執行部が集大成として取り組む。小矢部らしい挑戦内容を検討し、商工会が新たな名物を目指すおやべミルクセーキの活用を決めた。
当日は歩行者天国の通りに腕を組んで並んだ参加者が隣の人と乾杯し、ミルクセーキを一斉に飲む。青年部によると、昨年4月に熊本県荒尾市でマークされた782人は中国で破られ、現在は900人が世界記録という。
商店街のにぎわい創出や三井アウトレットパーク北陸小矢部からの誘客を目指す商工会の「おやべ楽市」事業(北日本新聞社後援)の一環。飛渡部長(38)とおやべ世界一挑戦部会の宮森忍部会長(38)は「一緒にギネス記録を達成し小矢部を盛り上げてほしい」と参加を呼び掛けている。
参加者には、当日使用するイベント名入りの記念マグカップと小矢部産卵1パックをプレゼントする。対象は小学1年以上で参加無料。チラシのQRコードから申し込むか商工会にファクスを送る。問い合わせは市商工会、電話0766(67)0756。