昨年に続き2回目の開催となる県内最大規模のフルマラソン大会「富山マラソン2016」が30日、富山、射水、高岡の3市で行われる。29日には沿道各所で看板やテントなどの設営が進み、ゴール近くの富山市総合体育館(富山市湊入船町)では出場選手の受け付けやゲストを交えた歓迎イベントが開かれ、本番へ向け、準備が整った。
大会には、フルマラソン、車いす(9キロ)、新設のジョギング(約4キロ)の3種目に、鳥取県を除く46都道府県と国外の計1万4700人がエントリーした。県内は全15市町村の8569人。高岡市役所前をスタートし、射水市の新湊大橋を通り、富山市街地に至る日本陸上競技連盟公認のコースを走るフルマラソンには1万3615人が挑む。
29日は富山市総合体育館で「富山マラソンEXPO2016」があり、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さんらゲスト5人のトークショーなどが行われた。
富山地方気象台によると、30日の県内は朝は曇りで、フルマラソンがスタートする午前9時ごろから次第に晴れる見込み。
大会は実行委、富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の沿道3市、北日本新聞社共催。同協会主管。