千曲市屋代の「科野(しなの)の里歴史公園」で、色鮮やかなこいのぼりが春の風にはためいている。20日は時折強い風が吹くと、泳ぐように揺れ、園内に植えられた満開のハナモモの花も彩りを沿えていた。
近くの市森将軍塚古墳館によると、地元有志でつくる「鯉のぼりを揚げる会」が毎年飾っており今年で8回目。地元の家庭で不要になったこいのぼりを募って飾るため、色や大きさがさまざまな約100匹のこいのぼりが泳いでいる。5月13日まで。
車窓から見つけて訪れた須坂市の小泉和喜子さん(37)は「山里の雰囲気に合っている。たくさんあって見応えがありますね」。