東御市北御牧地区の御牧原台地でスイートコーンの収穫が最盛期を迎えた。粘土質の土壌や寒暖差が引き出す甘みが人気。9日も早朝から農家が収穫作業に追われた。
甘みの強い品種「ゴールドラッシュ」を育てる御牧ふるさと農園では清水勉さん(62)と妻恵子さん(59)が作業。「この甘みが病みつきになってしまう人もいます」と勉さん。収穫、選別、出荷と作業は夕方まで続くが、勉さんは「直売所に行くと出荷を待っている人もいる」と表情を緩ませた。
19、20日には、しなの鉄道田中駅にある市観光情報ステーションで「とうみ市」があり、スイートコーンや「白土ばれいしょ」など地元の農産物が販売される。両日とも午前10時〜午後4時。