北安曇郡白馬村の白馬八方尾根スキー場のゲレンデで27日、愛犬と一緒に自然を満喫してもらおうと、初の「ドッグフェスティバル」が開かれた。県内外から約300人が愛犬を連れて集まり、犬を誘導して障害物を越える競技「アジリティー」を体験したり、一緒に熱気球に乗ったりして楽しんだ。
リフトを運行する八方尾根開発(白馬村)が企画した。麓に近い緑のゲレンデを開放し、飼い主が待つ地点までまっすぐ駆け抜ける「坂道50メートルタイムレース」など、さまざまなコーナーを用意。犬専用の温泉やプールも特設した。
浜松市の会社員丸上孝之さん(39)は、スタンダードプードルの2歳の雄「イギー」と参加。アジリティー体験では、インストラクターの助言を受けながら、筒の中をくぐらせたりバー(横木)を飛び越えさせたりした。熱気球にも乗り、「他ではできない体験ができました」と喜んでいた。