長野、群馬県境の浅間山(2568メートル)が25日、初冠雪した。浅間山を観測する前橋地方気象台(前橋市)が目視で確認した。同気象台によると、台風21号の通過後、寒気が流れ込み、雨が雪に変わった。初冠雪は平年より3日、昨年より7日早い。
御代田町では、夕方に雨が上がって雲が流れ、真っ白に染まった浅間山が姿を現した。同町の会社員飯沼大輔さん(39)は、同町塩野で車を止め、スマートフォンで撮影。「撮らずにはいられなかった。浅間山に3回雪が降ると、里にも降るといわれている。そろそろこちらでも降るかもしれない」と話していた。