安曇野市産のラズベリーなどで作った「安曇野ベリーワイン」

安曇野市産のラズベリーなどで作った「安曇野ベリーワイン」

長野県 白馬・安曇野

安曇野産3種のベリーで果実酒 中央経友会が初生産

信濃毎日新聞(2018年4月6日)

 県内中心の中小企業約1800社でつくる協同組合中央経友会(安曇野市)が、安曇野市産のラズベリー、ブルーベリー、カシスを使った果実酒「安曇野ベリーワイン」を初めて造った。原材料の栽培も組合が手掛け、今回は2016年に収穫した果実を使っている。担当者は「オリジナルのワインで安曇野の魅力を発信したい」としている。

 中央経友会は豊かな自然環境を生かした独自の農産物を作りたいと、11年にラズベリーとカシス、12年にブルーベリーの栽培を開始。13年には組合が出資して株式会社信州ふるさと便農場を設立し、栽培した果実や、ジャムなどの加工品を販売してきた。

 新商品として昨年、ワインの商品化に着手し、組合員企業の信濃ワイン(塩尻市)が製造。フルーティーな香りや強い酸味が特徴だ。今回は16年収穫の果実だが、今後は栽培する年の収穫量によって3種類の果実の配合割合も変わるとし、「その年々の味の変化も楽しんでもらいたい」としている。

 1本720ミリリットル入りで、4500円(税別)。インターネットや電話注文などで扱う。問い合わせは中央経友会信州ふるさと便事業部(電話0263・31・5166)へ。

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