砺波地方の夜高祭りの最後を飾る「となみ夜高まつり」は最終日の9日夜、砺波市本町の大通りで、大行燈(あんどん)をぶつけ合う「突き合わせ」が行われた。
「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の若衆たちの勇ましい掛け声で大行燈同士が激しく衝突。「ドーン」という地響きのようなごう音が響き、熱気は最高潮に達した。大行燈が揺れるたびに、通りを埋め尽くした見物客から大きな歓声が上がった。
JR砺波駅前広場では、パブリックビューイングが行われ、大画面に映し出された「突き合わせ」の様子を大勢の人たちが楽しんだ。
となみ夜高まつりは砺波夜高振興会主催、北日本新聞社後援。