酷暑が続く中、涼しさも節電意識も共有しようと、坂城町が冷房を効かせた公共施設を「クールシェアスポット」としてアピールする取り組みに力を入れている。
町は4年前から毎夏、しなの鉄道坂城駅隣に展示中の「169系車両」を同スポットとして2日間開放してきた。例年以上に暑い今年は、「高齢者らの体調管理のためにも拡充が必要」(町企画政策課)と考えたという。
同車両は1〜16日の毎週水、木曜日に計6日間開放。8日も朝から町民らが訪れ、本を読んだり、飲み物を手にゆっくり。
この他、南条地区のさかきテクノセンター、中之条地区の町文化センター、坂城地区の町隣保館とB・Iプラザさかき、村上地区のふれあいセンターでも平日にロビーや一室でくつろげる。入り口に「クールシェアスポット開放中」と貼り紙を出している。