家族や友人が見守る中、湖上でたらいをこぐ参加者たち

家族や友人が見守る中、湖上でたらいをこぐ参加者たち

長野県 伊那路 祭り・催し

たらいとしゃもじ、湖上でレース 南箕輪で大芝高原まつり

信濃毎日新聞(2018年8月27日)

 上伊那郡南箕輪村の大芝高原で26日、第33回大芝高原まつりが開かれた。25日に開催予定だったが、悪天候のため順延。この日は夏空が広がり、多くの人が催しや名産品の買い物を楽しんだ。

 高原内にある大芝湖では、「たらいレース」を開催。個人戦に16人、3人一チームの団体戦に8チームが参加し、木製のたらいに乗り、オール代わりのしゃもじでこいだ。

 団体戦では、80メートルのコースを進むうちに、バランスを崩して湖に落ちるチームもあり、湖畔で見守る家族や友人から歓声や笑い声が上がった。大学時代の友人と、そろいの衣装で参加した南箕輪村の清水詩織さん(36)は「落水せずに、無事に終わってほっとしました」と笑顔を見せた。

 会場では、村社会福祉協議会が広島県産カキの加工商品や宮城県女川町のかまぼこを販売するブースを設置。収益を東日本大震災や7月の西日本豪雨の被災地に寄付するため支援を呼び掛けた。夜には花火大会があった。

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