白カビを使ったチーズ「ブリー」を手にする塩川さん(写真左)。ヤギ乳チーズ「SHIRAKABA(しらかば)」(左)を手にする是本さん

白カビを使ったチーズ「ブリー」を手にする塩川さん(写真左)。ヤギ乳チーズ「SHIRAKABA(しらかば)」(左)を手にする是本さん

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東御・佐久のチーズに輝き 品評会で最高賞

信濃毎日新聞(2018年10月24日)

 チーズ製造販売の「アトリエ・ド・フロマージュ」(東御市)と「ボスケソ」(佐久市)の商品が、20、21日に都内で開かれた国産ナチュラルチーズの品評会「ジャパンチーズアワード2018」で、2部門でそれぞれ最優秀部門賞・金賞に選ばれた。

 品評会はNPO法人チーズプロフェッショナル協会(東京)が2年に1度開き、3回目。チーズの種類ごとに分かれた19部門に、全国78の工房が計233点を出品した。

 アトリエ・ド・フロマージュは、白カビを使ったブリーチーズ「ブリー」が白カビ部門で受賞した。チーズ工房チーフの塩川和史さん(38)によると「クリーミーで味わい深く、香ばしさを感じられる」のが特徴だ。

 手間がかかるため製造を中止した時期もあったが、多様なチーズが求められるようになり、近年製造を再開した。工程の見直しを重ね、「本場フランスの風味に近づけてきた」こだわりの商品だ。

 ボスケソは、セミハードタイプの「SHIRAKABA(しらかば)」が非加熱圧搾・熟成4カ月未満部門で受賞した。脂肪分が少ないヤギ乳の爽やかさに加え、ほんのりとした甘みがある商品で、熟成には地元の温泉水を活用しているという。

 「地元の資源で生まれたチーズが評価され、大変うれしい」と是本健介代表。「チーズに合う料理、酒など、地元の食文化が育つきっかけになればいい」と話している。

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