環境保全を呼び掛ける首掛けを付けた5つの蔵の酒=新潟市西蒲区

環境保全を呼び掛ける首掛けを付けた5つの蔵の酒=新潟市西蒲区

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山林保存5酒蔵タッグ 売り上げ一部活用 新潟・西蒲

新潟日報(2018年11月26日)

 地元の自然環境を守ろうと、西蒲原地域の5つの酒蔵が協力し、角田山と弥彦山の森林保全プロジェクトに取り組む。23日に弥彦村で開かれたイベント「西蒲酒の陣」から、一部の商品の売り上げを保全活動に活用する。

 プロジェクトに取り組むのは越後鶴亀、宝山酒造、笹祝酒造、峰乃白梅酒造(以上新潟市西蒲区)と、弥彦酒造(弥彦村)の5企業。「西蒲蔵元会」を構成し、定期的に情報交換を行ったり、イベントを開いたりと活動している。

 角田・弥彦山には酒造りに必要な水源があるが、松枯れなどへの対策のため、プロジェクトを計画。JA越後中央の弥彦営農センターが協力する。保全活動で、無人ヘリで山に微生物資材を散布し、土壌環境を整え病害虫への抵抗力を高める。

 23日に弥彦ヤホールで開かれた「西蒲酒の陣」で、プロジェクト概要を説明。5蔵の名前と「売り上げの一部は、角田・弥彦山麓を守るプロジェクトに寄付されます」と書かれた紙製の首掛けを付けた酒を、各蔵千本販売した。23日以降も販売を続ける。

 笹祝酒造の笹口亮介専務は「老舗の酒蔵には地元の歴史や文化を守ってきた役割もある。課題を地域で共有したい」と話した。

 問い合わせは笹祝酒造、0256(72)3982。

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