綱を引き上げて「福俵」を高く掲げる若者たち

綱を引き上げて「福俵」を高く掲げる若者たち

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わっしょい「福俵曳き」 安曇野の若衆、威勢よく

信濃毎日新聞(2019年1月15日)

 安曇野市豊科の新田(しんでん)、成相(なりあい)両区は14日、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈る小正月の伝統行事「福俵曳(び)き」(市無形民俗文化財)を行った。福俵は清めの水をたっぷり吸うと重さ100キロにもなるといい、各区の若衆が結わえた綱を引っ張って練り歩き、晴れ渡る市街地に「わっしょい」と威勢のいい掛け声を響かせた。

 両区の福俵はほぼ同じ大きさで直径約50センチ、長さ約80センチ。区ごとに若者約20人が結わえた綱を引いて市街地に繰り出した。両区は新田公民館前で合流すると、それぞれの福俵から放射状に延ばした綱を若衆が力いっぱい引き上げ、福俵を2メートルほどの高さに放り上げては地面にたたきつける動きを繰り返した。

 両区は2時間半ほど練り歩いた後、地元の事業所や個人宅に福俵を奉納。新田区の親方を務めた会社役員太田恭輔さん(35)は「平成最後の福俵曳きを盛大に執り行えてすがすがしい。元気に街を盛り上げたいという気持ちを込めました」と話した。

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