エリスンが開発した「くわの実ドリンク」(手前)。濃厚な桑の味が健康効果を期待させる。後ろは開発途中の「くわの実ジュレ」

エリスンが開発した「くわの実ドリンク」(手前)。濃厚な桑の味が健康効果を期待させる。後ろは開発途中の「くわの実ジュレ」

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桑の実ドリンク、上田で販売へ 「美容・健康」女性へアピール

信濃毎日新聞(2019年1月23日)

 桑の実や葉を使った商品開発に取り組む上田市のNPO法人エリスンが、桑の実果汁を60%使った清涼飲料水「くわの実ドリンク」を新たに開発した。鉄分や亜鉛などを含み「子育て中や働く女性に疲れた時に飲んでほしい」とPR。市内の売店などで4月以降販売していく計画だ。

 2009年設立のエリスンは障害者の就労支援を手掛ける。企業から作業を請け負う一方、10年ごろから上田市の塩田平や丸子、武石地区の6カ所の耕作放棄地を使い、計12ヘクタールの畑で桑2千本を栽培している。収穫した実や葉は、ジャムやコンポート(砂糖煮)のほか、菓子作りなどに使える桑の葉パウダー、お茶などとして加工。近年は栄養価の高い美容・健康食品として注目されており、実を冷凍状態でメーカーに出荷もしている。

 くわの実ドリンクは「桑になじみの薄い若い世代に気軽に手に取ってほしい」と企画した。1本50ミリリットル。桑の実7〜8個分の果汁を含み、砂糖は使わずキシリトールで爽やかな甘味をつけた。担当するエリスンの安達孝之さんは「かつて蚕都として栄えた上田で栽培した桑を使った美容・健康ドリンクとしてアピールしたい」と話す。ラベルは桑の実を思わせる濃い赤色で、桑の実を収穫する昔の女性の絵もあしらう。

 1本300円(税込み)で、市の観光施設や道の駅などで販売を予定。3月には首都圏で行う食品関連の大規模展示会にも出品し、桑商品の魅力を発信する。問い合わせはエリスン舞田館(電話0268・39・8666)へ。

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