推進協議会が作ったパンフレット(中央)とハンドブック

推進協議会が作ったパンフレット(中央)とハンドブック

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井波のお薦め名所紹介 訪日客向けハンドブック作製

北日本新聞(2019年3月27日)

 南砺市井波地域の各種団体でつくる「井波日本遺産推進協議会」(三谷直樹会長)は、地元の魅力を紹介するハンドブックとパンフレットを作った。いずれも写真を多く使い、見どころを分かりやすく説明している。

 ハンドブックはA3判の四つ折りで1万部作製。インバウンド(訪日旅行者)向けで、寺や井波彫刻の工房を訪れる際のマナー、お薦めスポットを紹介している。地図には外国人に好まれるすしやそばなどの店を掲載した。カードが使えない店も多いため、現金自動預払機(ATM)の場所も記した。英語版と日本語版を用意し、南砺市観光協会井波支部に置いている。

 パンフレットはA3判の二つ折りで5千部作製。若手の井波彫刻師がモデルになり、地元の風景を写真で紹介している。

 ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のジャケット風の写真もあり、普段は見られない職人の一面が垣間見られる。広げればポスターとしても使用できる。住民や地元商店に配布した。

 作製を担当した同協議会ワーキンググループのメンバー、北村隆洋さん(44)は「ハンドブックとパンフレットを井波を深く知るきっかけにしてほしい」と話している。

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