キッチンカーでカレー店を開く準備を進めている十日町市の元地域おこし協力隊員、藤村真美子さん(左)と大庭ひとみさん=同市角間

キッチンカーでカレー店を開く準備を進めている十日町市の元地域おこし協力隊員、藤村真美子さん(左)と大庭ひとみさん=同市角間

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カレーを十日町名物に キッチンカー開店 29日、清津峡

新潟日報(2019年4月24日)

 新潟県十日町市に移り住み、活性化に取り組んだ元地域おこし協力隊員の女性2人が、キッチンカーでカレー店を開く準備を進めている。29日から、「大地の芸術祭」で人気を集めた清津峡渓谷トンネルの入り口で営業する予定。同市の新たな名物になるか注目される。

 カレー店を開くのは藤村真美子さん(35)と大庭ひとみさん(28)=いずれも同市角間=。大阪府出身の藤村さんは2016年4月~19年3月、東京都出身の大庭さんは11年4月~14年3月、それぞれ清津峡地区で地域おこし協力隊として活動した。

 藤村さんは退任を前にした昨秋、「清津川と渓谷、河岸段丘に囲まれて暮らすのは幸せ。地域に残っておいしいコメや野菜を発信したい」と起業を決意した。

 かつて青年海外協力隊としてバングラデシュで活動し、カレーの作り方を教わった。そのカレーを清津峡地区の住民に振る舞ったところ、好評だったことからカレー店に決めた。

 一方、大庭さんは退任後も十日町市内の障害者通所施設で働いたり、大地の芸術祭の手伝いをしたりしていた。面識のある藤村さんから「一緒にやりませんか」と誘われ、「私も挑戦してみたい」と応じた。

 バングラデシュカレーは4種類のスパイスとヨーグルトをまぶした鶏肉が材料で、香ばしい匂いとまろやかな味が特徴。既に市内のイベントに出店。お客から「汁が少なく、ご飯に合わない」と厳しい声も寄せられ、手直しの最中だ。

 店名は「チャドカン」。現地で使われているベンガル語で「茶店」という意味だ。藤村さんが清津峡地区で、この名前を使ってお茶を飲む会を開いていたことが由来だ。開業資金の200万円には、2人の貯金と同市の地域おこし協力隊等起業支援事業補助金を充てる。値段は鶏肉カレーを約900円、野菜カレーを約600円にする予定。

 藤村さんは「バングラデシュカレーはなじみがないと思うが、地元のおいしい食材を新しい形で味わってほしい」と話している。

 「チャドカン」は今後、さまざまな場所で営業する予定。場所や時間はフェイスブックのチャドカンのページに掲載されている。

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