県内最大級の自転車長距離走イベント「グランフォンド富山2019」は26日、富山市岩瀬池田町の富山競輪場を発着点に行われた。厳しい暑さの中、県内外からエントリーした1336人が越中路を駆け抜け、富山の美しい自然を堪能した。
同競輪場で開会式があり、上野茂実行委員長が開会宣言した。午前6時15分にロングがスタート。同7時15分にミドル、同8時にサイクリングとファミリーの参加者がそれぞれ出発した。
コースは南砺市の世界文化遺産・相倉合掌造り集落を通るロング(180キロ)、砺波市の庄川水記念公園を経由するミドル(130キロ)、氷見市海浜植物園を訪れるサイクリング(80キロ)、射水市海王丸パークまでを往復するファミリー(50キロ)の四つ。暑さの影響で約100人がリタイアしたという。ゴールした参加者は、仲間と共に完走を喜び合っていた。
大会は2010年から毎年開催している。グランフォンド富山2019実行委員会、NPO法人富山サイクル交流倶楽部、県自転車競技連盟主催、チューリップテレビ、北日本新聞社共催。