晴れ舞台に向けて「角兵衛獅子の舞」の練習に励む子どもたち=新潟市南区

晴れ舞台に向けて「角兵衛獅子の舞」の練習に励む子どもたち=新潟市南区

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角兵衛獅子仕上がり順調 本番23日児童ら稽古 新潟南区

新潟日報(2019年6月19日)

 新潟市の無形民俗文化財「角兵衛獅子の舞」が、22、23日に南区で開かれる月潟まつり・伝統芸能フェスティバルで披露される。今年はこれまで舞い手を務めた中高生5人が引退し、7人中4人が初の通し舞台に臨む。子どもたちは例年と変わらない迫力ある技を届けようと、仕上げの稽古に励んでいる。

 角兵衛獅子の舞は、獅子頭を着けた子どもたちが倒立やブリッジ歩行などを演じる曲芸で、かつて全国巡業していた。約60年前に郷土芸能として復活し、現在は地元の子どもたちが毎週土曜の夜に2時間半、通年で練習している。

 8日には、月潟農村環境改善センター(南区西萱場)に集まり、地元住民の口上とおはやしに合わせ、技の習熟に取り組んだ。中腰になった相手の背中に立ち上がる2人一組の大技も確認し、指導者らは「仕上がりは順調」とほほ笑んだ。

 今年は、中高生5人が引退し、舞い手は昨年より少なくなった。小6から舞台に立つ月潟中3年の生徒(15)は「伝統を守るために頑張って続けていきたい」と語る。

 その分、昨年度まで部分的に出演していた4人が初めて通しで舞台に上がる。月潟小6年の男子児童(11)は「難しい最後の大技もできるようになった。緊張するけど練習の成果を見せたい」と意気込んだ。

 角兵衛獅子の舞は23日午後3時から、月潟白山神社(雨天時は月潟農村環境改善センター)。他にも期間中、月潟太鼓や白根の獅子舞、旧月潟駅構内でかぼちゃ電車の開放などが行われる。問い合わせは月潟まつり実施協議会、025(372)6905。

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