平谷村役場裏にある畑でヒマワリが見頃を迎えた。8日は、真夏の日差しを浴び、まぶしいほどの黄色が一面に映えていた。畑にはヒマワリの高さを生かした迷路が作ってあり、近くの道の駅「信州平谷」に車を止めた観光客らが立ち寄って楽しんでいる。
ヒマワリは村のシンボルとして村民に親しまれており、村民有志でつくる「平谷ひまわり咲かせ隊」が種を植えて育てた。村によると、7月の天候不順の影響で見頃は1週間ほど遅れた。今季はヒマワリ畑の脇に小学生らが作ったかかし10体を初めて設置してにぎやかな雰囲気になった。
岐阜県恵那市から訪れた中島善勝さん(80)は「青空に映える黄色のヒマワリを狙って、いろいろな角度から撮ると面白いね」と写真撮影を楽しんでいた。