受賞ワインを手に喜ぶ池上さん(右)と松井さん

受賞ワインを手に喜ぶ池上さん(右)と松井さん

長野県 白馬・安曇野

天王原産ブドウのワインが銅賞受賞 日本ワインコンクール

信濃毎日新聞(2019年8月24日)

 安曇野市明科中川手の農業池上文康さん(60)が明科七貴の天王原地区で栽培したブドウで醸造したワインが、本年度の「日本ワインコンクール」(日本ワイナリー協会などの実行委員会主催)で銅賞を受賞した。池上さんは23日、宮沢宗弘市長を訪ね、受賞を報告した。

 受賞したワインは「天王原メルロ樽(たる)熟成2017」。天王原地区では地元農業委員らでつくる「明科地域の農業を守る会」が2013年から、かつて桑畑で荒廃農地になっていた約10ヘクタールを整備。14年から池上さんら3人がワイン用ブドウの栽培に乗り出した。

 受賞したワインのブドウは同地区で初めて本格的に収穫した17年産。池上さんは「天王原が日当たりや水はけが良く、ブドウの栽培に向く場所だと1年目から証明できた」と喜び、「栽培面積を増やし、後継者の育成もしたい」と今後の意欲を語った。

 受賞ワインを醸造し、同席した安曇野ワイナリー(安曇野市三郷)の総支配人、松井正一さん(63)は「今後も産地と連携し、さらに安曇野のブランドイメージを高めていきたい」と話した。

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