14、15の両日に南砺市城端地域中心部で開かれる城端むぎや祭(北日本新聞社共催)に向け、パレード踊りの練習会が6日夜、城端中学校体育館で始まった。地元の婦人会員や、公募で集まった城端地域以外の女性ら総勢約60人が、本番に向けて所作を確認した。
パレード踊りは15日午後7時半からで、浴衣姿の女性が笠踊りをしながら国道304号などを練り歩く。パレードからそのまま、祭りのフィナーレを飾る総踊りに入る。
練習会は、むぎや踊り推進員「花筏(はないかだ)」の松井まちさん(南砺市城端)が指導。松井さんは笠が浮かないように肩から真っすぐ腕を伸ばし、体の正面に笠を持つよう説明した。参加者はパレードの隊列を組み、笠を動かす手が美しくそろうように曲に合わせて繰り返し踊った。
初めてパレード踊りに参加する南砺市福野の笠井ミキさん(48)と新山典子さん(46)は「踊りを楽しみながら南砺市を盛り上げたい」と意気込んだ。
練習会は9、13日も行う。