拝殿の前で音を立ててぶつかり合う船

拝殿の前で音を立ててぶつかり合う船

長野県 白馬・安曇野 祭り・催し

山車の激突、迫力に沸く 安曇野・穂高神社「御船祭り」

信濃毎日新聞(2019年9月28日)

 安曇野市の穂高神社で27日、県無形民俗文化財に指定されている「御船祭り」の本祭りがあった。高さ6メートル、長さ12メートルの船形の山車「大人船」が「ギシッ」と大きな音を立てぶつかり合うと、見物客が歓声を上げた。

 2隻の大人船は地域住民らが準備した。地域に伝わる穂高人形で、歴史や神話の一幕を船上に再現。太鼓や笛の音が響き渡る中、氏子らに引かれて、船が境内に入場。拝殿前を回り、もう一隻の船が入って来ると、「行くぞ、押せ」と大きな声が上がり、船と船がぶつかった。

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