ケースに入った日本酒を湖に沈める鷹野さん(右)ら

ケースに入った日本酒を湖に沈める鷹野さん(右)ら

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線

猪名湖で熟成「湖底浪漫」 小海で日本酒沈める

信濃毎日新聞(2019年11月29日)

 小海町にある松原湖周辺の旅館経営者や町職員らが28日、同湖を構成する「猪名(いな)湖」で熟成させるため、日本酒を沈めた。2015年に試験的に始め、18年春からは観光や宿泊の呼び水にしようと「湖底浪漫(こていろまん)」と銘打ち町内限定で販売している。この日は町観光協会長の鷹野圭太さん(46)らがボートで運び、酒瓶が入ったケースを一つずつ沈めた。

 黒沢酒造(佐久穂町)で造った新酒入りの瓶648本(1本720ミリリットル入り)を水深8メートルに沈めた。鷹野さんによると、冬季に湖底の水温は2度程度に保たれる。例年春と秋の2回に分けて引き揚げ、町内の飲食店やリゾート施設など約20カ所で販売。今回は来年4月中に全て引き揚げ、試飲会も行う予定だ。

 年数を重ねるにつれて知名度が上がり、湖底浪漫を目当てに町内で宿泊する客もいるという。都内から仕事で町役場を訪れたのに合わせて作業を手伝った会社員の熊沢正さん(40)は「以前飲んだが、まろやかな味で本当においしかった。今回もおいしいお酒になるといい」と期待していた。

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