滑らかな筆致の書が並ぶ企画展=4日、新潟市中央区

滑らかな筆致の書が並ぶ企画展=4日、新潟市中央区

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書から伝わる酒の喜び 会津八一記念館で企画展 新潟

新潟日報(2020年1月6日)

 酒をテーマに会津八一の作品を紹介する企画展「会津八一と酒~一杯一杯復(また)一杯」が1月4日、新潟市中央区の新潟市会津八一記念館(メディアシップ5階)で始まった。酒を愛した八一が伸び伸びと筆を運んだ書など約60点を展示している。

 新年と開館45周年を記念し同館が主催。朗らかに酒を酌み交わす様子を「一杯一杯復一杯」などと詠んだ李白の漢詩や、自ら詠んだ短歌など八一が揮毫(きごう)した作品が並び、酒を飲んでしたためたとされる作品もある。八一とゆかりがある県内外の蔵元に残る書や掛け軸などもある。

 新潟市西区の会社員男性(63)は「酒の楽しみや喜びが伝わってくる」と話した。

 3月29日まで。入館料は一般500円。月曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは同館、025(282)7612。

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