空路の新潟－福岡線などが縁で新潟県と交流のある福岡県柳川市伝統のつるしびな「さげもん」の展示が、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで始まっている。梅やエビなど縁起物の飾りが訪れた人たちを和ませている。

　２月１１日～４月３日に開かれる「柳川雛（ひな）祭りさげもんめぐり」をＰＲするため、柳川市観光協会などが毎年、展示に訪れている。さげもんは女児の健やかな成長を願う飾りで、江戸時代に着物の端切れで作ったのが始まりとされる。

　新潟市秋葉区の主婦（６１）は「春らしく華やかでかわいい」と話した。さげもんは新潟空港など市内５カ所で展示される。