「鉄道の街にいつ ひな・お宝めぐり」で展示される、ひな飾りや古道具の数々=新潟市秋葉区新津本町3のむらき呉服店

「鉄道の街にいつ ひな・お宝めぐり」で展示される、ひな飾りや古道具の数々=新潟市秋葉区新津本町3のむらき呉服店

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まちめぐり 交流の輪 小須戸・新津で2月1日開幕

新潟日報(2020年1月30日)

 商店街の店舗や公共施設など約60カ所にひな人形や貴重な品を飾り、街歩きを楽しめるイベントが、新潟市秋葉区で2月1日に開幕する。4年目となる小須戸地区に加え、ことしから新津地区にも拡大。お宝の数々が約1カ月にわたり、両地区の中心市街地を彩る。

 小須戸コミュニティ協議会と秋葉区自治協議会が主催し、新津商店街協同組合連合会が協力。小須戸、新津それぞれ約30カ所ずつが会場となる。

 小須戸では2017年から、冬場でも観光客を呼び込もうと「在郷町小須戸 ひな・町屋めぐり」を開催。恒例行事として定着させてきた。取り組みを拡大しようと、19年の開催後に区自治協を通じて新津側へ協力を打診。新津商店連は「お客の少ない時季の行事はありがたい」と快諾した。

 初開催となる新津地区では「鉄道の街にいつ ひな・お宝めぐり」と銘打って行う。メイン会場の一つ、むらき呉服店(新津本町3)ではひな飾りに加え、キセルや五つ玉のそろばんといった古道具、店主の村木政寛さん(42)が東京の修業先から譲り受けた甲冑(かっちゅう)などを披露する。

 村木さんは「小須戸の方々が難儀してつくったイベントに参加させてもらい、感謝しかない。これを機に交流が深まればいい」と抱負を語った。

 ほかの会場でも、映写機や江戸時代に作られたとされる和時計などが並ぶ。新津地域交流センター(新津本町1)では、区内の園児約2500人や福祉施設利用者らが手掛けたつるし雛(びな)が観光客を出迎える。

 3月8日まで。両地区のメイン会場計6カ所のうち3カ所を回るとお菓子をもらえるスタンプラリーや、着物での街歩き体験なども行う。問い合わせは小須戸地区が小須戸まちづくりセンター、0250(25)7069、新津地区が「にいつ0番線待合室『来て基地』」、070(1479)7902。

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