大勢の参拝者が無病息災などを祈った「すりばちやいと」=2月20日、福井県鯖江市長泉寺町2丁目の天台宗中道院

大勢の参拝者が無病息災などを祈った「すりばちやいと」=2月20日、福井県鯖江市長泉寺町2丁目の天台宗中道院

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護摩炉かぶり息災祈る 鯖江ですりばちやいと

福井新聞(2020年2月21日)

 すり鉢の形をした「護摩炉(ごまがま)」を頭にかぶせて無病息災や学業成就を祈る伝統行事「すりばちやいと」が2月20日、福井県鯖江市長泉寺町2丁目の天台宗中道院で行われた。市内外から多くの参拝者が訪れ、願い事を胸に、静かに手を合わせた。

 午前7時半ごろから元三(がんざん)大師堂で始まり、逆さにつるされた直径約40センチの護摩炉の上でモグサがたかれた。参拝者は炉を頭にかぶせてもらったり、家族の写真を炉にかざしたりして思い思いの願い事を祈った。

 坂井市の女性(40)は「新型コロナウイルスが心配。自分と家族の健康を祈った」と話した。

 すりばちやいとは、平安時代に比叡山延暦寺の座主だった元三大師が鯖江に滞在した際、参拝者の頭に護摩炉をかぶせてきゅうを据え、疫病を鎮めたとする言い伝えが由来。千年以上の歴史があるとされる。3月2日にも行われる。

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