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売木産リンゴチップで薫製 「あまご黄金スモーク」好評

信濃毎日新聞(2020年2月21日)

 売木村の「ペンション風の森」は、養殖アマゴを村産のリンゴなどのチップで薫製にした「あまご黄金スモーク」=写真=を販売している。地域おこしにつながることを期待して考案。土産品などとして人気が広がっているという。

 昨春、「風の森」の従業員になった佐藤典幸さん(60)=名古屋市=が、趣味で約30年続けてきた薫製技術に目を付けた。薫製器内の温度を70度前後に保ち、アマゴの身が黄金色になるようにチップの量などを丁寧に確認。3日ほどかけて仕上げる。

 アマゴは電子レンジで10秒ほど温めた後、頭と皮を取って食べる。村産のヤマザクラやリンゴのチップをいぶした独特の香りが広がる。昨年秋に発売。店主の井上智恵さん(57)=売木村=は「日本酒やシードルなどのおつまみとして味わってほしい」とPRしている。

 2匹入り約60グラムで950円(税込み)。村内の道の駅などで取り扱っている。問い合わせは風の森(電話0260・28・2800)へ。

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