開設準備が進む新潟古町まちみなと情報館=11日、新潟市中央区

開設準備が進む新潟古町まちみなと情報館=11日、新潟市中央区

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古町まちみなと情報館3月20日オープン 新潟市

新潟日報(2020年3月12日)

 新潟市中央区古町地区の商店街や観光の情報発信拠点「新潟古町まちみなと情報館」が20日、オープンする。新潟三越が22日に閉店した後のにぎわい創出の核にしようと、地元商店街が準備を進めてきた。開設に先立ち、11日からは買い物券が当たるキャンペーンも始めた。百貨店なき後の街の空洞化を避けようと手を尽くす。

 情報館は古町七番町商店街振興組合が国と市の補助金を活用し、ふるまちモール7内に設置。地元の商店街でつくる新潟古町まちづくり株式会社が運営する。

 北前船が寄港した湊町の歴史を持つ新潟島の総合案内所として位置づけ、1階にはカウンターを設けてスタッフが常駐する。インバウンド(訪日観光客)の取り込みを意識し、古町花街などを紹介する多言語の観光パンフレットも置く。市内で採れた農産物や総菜の販売所も併設し、4月1日から営業する。

 三越で開催中の売り尽くしセールと連動する形で、11日から29日まで商店街の買い物客に総額100万円分の買い物券をプレゼントする企画も実施する。

 古町5~9、本町、西堀ローサなどの商店街の加盟店113店で、千円以上の買い物や飲食をすると抽選券がもらえる。閉店セールでにぎわう百貨店と一体となり、古町に客を呼び込む狙いがある。

 一方で、新型コロナウイルスの感染拡大が取り組みに影を落とす。開店前日の19日にプレオープンイベントを実施する予定だったが中止が決まり、オープン初日に行うはずの古町芸妓(げいぎ)の練り歩きもなくなった。

 新潟古町まちづくり株式会社の前川周作社長は「一部イベントが中止になったのは残念だが、三越がなくなっても、楽しくにぎわいのある街になるようにしたい」と話した。

 20日からのオープニングイベントでは、ひな人形が飾られた店舗巡りや湊町の歴史を紹介するパネル展は予定通り実施する。

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