宮田亮平さんが監修、制作した大型レリーフ=新潟市中央区の佐渡汽船

宮田亮平さんが監修、制作した大型レリーフ=新潟市中央区の佐渡汽船

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宮田さん監修レリーフ 佐渡汽船・新潟港ターミナルに

新潟日報(2020年3月31日)

 佐渡市出身で金工作家の宮田亮平さんが監修、制作した大型レリーフが、新潟市中央区の佐渡汽船新潟港ターミナルに設置された。イルカや金山などがデザインされ、佐渡をPRしている。

 全国の公共空間にパブリックアートを設置している日本交通文化協会(東京)が企画。佐渡汽船が協会に依頼し、地元ゆかりの宮田さんの作品をターミナルの通路に設置することになった。設置費用は日本宝くじ協会の助成を活用した。

 レリーフは縦4メートル、横7メートル。24日に設置された。原画のデザインとイルカの制作は宮田さんが手掛けた。イルカの周りには佐渡金山やたらい舟、鬼太鼓などが描かれている。

 宮田さんは、多くの作品でイルカをモチーフにしている。今回のイルカは、四季折々の景色がある佐渡を表現しようと、あえて単色づかいで透明感を持たせているという。宮田さんは「生まれ故郷に作品が置かれて感無量。記念スポットになって写真を撮ってもらえたらうれしい」とコメントした。

 観光で訪れた東京都の女性(59)は「『佐渡ってどんなところだろう』という楽しみが膨らみます」と期待を高めていた。

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