福井県福井市のハピリンの2019年度来場者数は前年から8万5千人減の268万2千人で、2016年4月の開業以来3年連続で前年を下回った。新型コロナウイルス感染症の影響で3月が前年に比べ約10万人減ったことが響いた。
4月25日からは一部施設を除き臨時休館となる。5月6日までの予定。
市都市整備課によると、2019年度の来場者の内訳は公共施設が3万5千人減の58万人、商業施設が5万人減の210万2千人。公共施設のうちハピテラスは24万1千人で2千人増えた。観光物産館の「福福館」は1万人減の11万8千人、自然史博物館分館の「セーレンプラネット」は1万5千人減の9万2千人、ハピリンホールは7千人減の2万9千人だった。
前年に福井国体・障スポがあった秋を除いて前年を上回るペースで推移していたが、前年約24万人が来場した3月が新型コロナの影響で約14万人と4割減った。