つけ場(左)に誘われたウグイに投網を打つ西沢さん=8日午後2時53分、上田市常田

つけ場(左)に誘われたウグイに投網を打つ西沢さん=8日午後2時53分、上田市常田

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伝統の「つけ場漁」滑り出しまずまず 上田・千曲川

信濃毎日新聞(2020年5月9日)

 上田市の千曲川で産卵期のウグイを捕る伝統の「つけ場漁」が始まった。川に産卵床を人工的に作り、魚を誘い込んで捕まえる。今月下旬に向けて最盛期を迎える。

 産卵床は市内で川魚料理店「鯉西」を営む漁師西沢徳雄さん(54)が設置。8日に投網を打つと、手繰り寄せた網の中で複数のウグイが踊りはねた。体長20〜30センチほど。繁殖期に現れる朱色模様は今後、より鮮やかになるという。

 昨年の台風19号で水流などが変化し、初めて迎えるシーズン。今のところ漁獲量は例年より少なめだが、西沢さんは「まずまずの滑り出し。魚の習性を生かした伝統漁の魅力を伝えたい」としている。

 河川敷で調理して提供する鯉西の「つけ場小屋」は9日から開く。新型コロナウイルス感染拡大を受け当初予定を延期。午前11時〜午後8時に短縮し、マスク着用、消毒液などで対策をして営業する。

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