横山操の風景画や人物画などを展示している作品展=24日、新潟市西区の雪梁舎美術館

横山操の風景画や人物画などを展示している作品展=24日、新潟市西区の雪梁舎美術館

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横山操 創作の過程実感 新潟・雪梁舎美術館で展示

新潟日報(2020年5月25日)

 燕市出身の日本画家、横山操の作品展が、新潟市西区山田の雪梁舎美術館で開かれている。今まで公開されることが少なかったデッサン、風景画など約50点を展示している。

 横山操の生誕100年に合わせて雪梁舎美術館が企画し、燕市や新潟市美術館などが所蔵する作品を集めた。

 富士山や滝などをダイナミックに描いた風景画や、着物を色鮮やかに描いた舞妓(まいこ)の人物画などを展示。人物のデッサンや大下絵と呼ばれる下書きも多く飾った。余白で手足の描き方を練習したり、本画に向けて色を考えたりした形跡も残っている。

 訪れていた70代の女性は「風景画も人物画も、輪郭を描いた黒い線が生きていて、色の使い方がすばらしい」と話した。

 6月14日まで。月曜休館。一般500円、中学生以下は無料。

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