野辺山駅前で無料バス「くるり野辺山」に乗る観光客

野辺山駅前で無料バス「くるり野辺山」に乗る観光客

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野辺山高原、観光シーズン到来 「高原列車」や無料バス運行

信濃毎日新聞(2020年7月5日)

 南牧村の野辺山高原に観光シーズンが本格的に到来した。4日は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休していたJR小海線の臨時列車「八ケ岳高原列車」や、村の観光客向け無料バス「くるり野辺山」の運行がスタート。県外から訪れた観光客が高原の雰囲気を楽しんでいた。
 「雨でしたので、来られただけでも良かったです」。午前11時前、神奈川県茅ケ崎市から家族3人で訪れたマスク姿の会社員女性(38)は、野辺山駅の停留所で「くるり野辺山」に乗車した。バスは同駅を発着点に国立天文台野辺山宇宙電波観測所など6カ所を回る。長男(3)は「天文台が楽しみ」とうれしそう。村総務課によると、この日の同バスの利用者は延べ13人。担当者は「夏休みやお盆には利用が増えてほしい」と、今後のにぎわいに期待した。
 八ケ岳高原列車と「くるり」の運行は土日中心で、列車は9月27日まで野辺山駅〜小淵沢駅(山梨県北杜市)間を一日上下計5〜6本、「くるり」は10月18日まで一日7便運行する。8月は連日運行。

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