納豆を手作りするためのわらのキットを持つ「未来いいじま」の社員

納豆を手作りするためのわらのキットを持つ「未来いいじま」の社員

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わらで包む納豆手作りキット 飯島の会社7月10日発売

信濃毎日新聞(2020年7月9日)

 わら細工を製造、販売している飯島町の「未来いいじま」は、7月10日の「納豆の日」にちなみ、大豆をわらで包み、納豆を手作りするキットを10日に発売する。小学生の発案で、稲わらを束ねた包み「わらづと」2本と県産大豆のセットで販売。同社はこれまで土俵の俵などを生産してきたが、新たに食品分野に進出することになり、上伊那の新たな土産物にしようと意気込んでいる。

 消毒したわらづとに蒸した大豆を詰め、40〜60度で約20時間保温し、納豆ができる。温めるための使い捨てカイロ付き。わらの香りが付いた豆を味わうため、たれではなく、塩で食べることも勧めている。

 商品化のきっかけは、数年前に製造部長の酒井裕司さん(45)が、同町七久保小の児童と納豆の手作りキットを作ったこと。大豆「ナカセンナリ」の仕入れには長野市の納豆製造「村田商店」が協力、商品化にこぎ着けた。

 「作ると楽しいし、懐かしい味」と酒井さん。今後、無農薬栽培のわらを使うなど種類を増やし、県内の道の駅などで販売する考えだ。わらを束にする作業は障害者施設に委託。「農家も障害者も土産物店も笑顔になる」ことを目指し、わらづととかけて「笑(わら)つと納豆」と名付けた。年間10万セットを目標に全国に売り出す。税込み1100円。問い合わせは同社(電話0265・86・6600)へ。

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