マイヤーレモンの紅茶専用ジャム(左)と、砂糖を使わず仕上げたラ・フランスのジャム

マイヤーレモンの紅茶専用ジャム(左)と、砂糖を使わず仕上げたラ・フランスのジャム

長野県 伊那路 グルメ

紅茶専用ジャムいかが 阿智の店舗、南信産マイヤーレモンで開発

信濃毎日新聞(2020年7月29日)

 阿智村浪合の治部坂高原ジャム工房は、中川村や喬木村など南信産のマイヤーレモンを使った紅茶専用ジャム「紅茶に恋したマイヤーレモン」を販売している。温かい紅茶に加えるとレモンのさわやかな香りが広がり、細かく刻んだ皮の酸味と甘みが楽しめる。店長の山木保彦さん(53)は「皮のおいしさを生かした商品。香りと味わいに癒やされて」とPRしている。

 ジャムは客の要望を受けて開発した。オレンジとレモンを交配したマイヤーレモンを、通常のジャムより長く煮詰めて糖度を高めた。商品名は、レモンと紅茶の甘酸っぱい恋模様をイメージした。ティーカップに小さじ1杯程度で甘みを感じられる。

 同店は糖類を控えている人向けに、松川町や高森町産のラ・フランスを使ったジャムも開発した。砂糖の代わりに植物性の甘味料で上品な味わいに仕上げた。

 マイヤーレモンの紅茶専用ジャムは1瓶90グラム、650円(税込み)。砂糖不使用のラ・フランスジャムは同150グラム、980円(同)。店舗や同店の通販サイトで購入できる。問い合わせは治部坂高原ジャム工房(電話0265・47・1115)へ。

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