12月に小惑星りゅうぐうから地球に帰還予定の探査機「はやぶさ2」を応援しようと、佐久市と市子ども未来館が多数のイベントを計画している。はやぶさと交信している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の臼田宇宙空間観測所が市内にあることから、市のPRにもつなげたい考えだ。
12月6日の帰還時にパブリックビューイング(PV)を子ども未来館で予定。はやぶさが小惑星の試料が入ったカプセルを地上に送る様子を映したJAXA配信の映像を見る。
これに先立つ11月21日には親子バスツアー(定員26人)を開催。子ども未来館のプラネタリウムではやぶさの活動を学ぶ映像を見ながら、村田泰宏・同観測所長の話を聞き、その後、同観測所に移動し、直径64メートルのパラボラアンテナなどを見学する。
縄跳びの技「はやぶさ跳び」に市内で挑戦する企画も用意。動画や写真をツイッターに投稿してもらう。市内の小中学生にも参加を求め、パラボラアンテナの大きさにちなみ参加者全員で計6400回跳ぼうと呼び掛けている。
バスツアーとPVの問い合わせは市移住交流推進課(電話0267・62・3283)、縄跳びの企画は子ども未来館(電話0267・67・2001)へ。