秋の軽井沢町内を散策する催し「ホリデーウオークin軽井沢2020」が18日、軽井沢駅北側の矢ケ崎公園を発着点に開かれた。町と軽井沢観光協会でつくる実行委員会、信濃毎日新聞社の主催。東北信地方を中心に約300人が、色づき始めた紅葉や、緑の木々を眺めながら家族や仲間と共に楽しんだ。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため参加は県内在住者に限定。同公園を出発して旧軽井沢にある芭蕉句碑近くまで歩き、雲場池へ行く計約6・7キロと、旧碓氷峠の見晴台に向かう計約12キロの2コースに分かれた。
公園を出発した参加者は、緑に囲まれた別荘地を歩きながら「気持ちいいね」などと談笑。長野市青木島の公務員海沼章さん(58)は「軽井沢の自然は長野県であって長野県じゃない感じ。落ち着いた静かな雰囲気も味わえるのがいいですね」と満足そうだった。