大町市職員が自主制作した観光動画「木崎湖」の一場面

大町市職員が自主制作した観光動画「木崎湖」の一場面

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黒部ダムと木崎湖、おおまぴょんが案内 大町市職員が動画制作

信濃毎日新聞(2020年10月27日)

 大町市の観光、商工労政、まちづくり交流の3課の職員が連携し、市のキャラクターおおまぴょんを案内役に黒部ダムと木崎湖を紹介する2本の観光動画を作り、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。新型コロナウイルスの影響で県外に観光誘客に行けなくなったのがきっかけ。撮影場所の観光施設の協力もあり、自主制作した。

 若者の目にも留まるよう「今っぽい編集」を心掛けた。黒部ダム編(14分13秒)は「おおまぴょんとデート」との設定で、JR信濃大町駅からのバス移動、関電トンネルと黒部ダム巡りを視聴者の目線で疑似体験でき、「幻の埋蔵金ソフトクリーム」も登場する。木崎湖編(5分41秒)は「かっこいい動画作ってみた」とし、ボードに立って乗る「SUP(サップ)」や、水面から浮き上がっているように見える「フォイルサーフィン」などを盛り込んだ。

 新型コロナ感染拡大で市職員は県外出張できず、おおまぴょんも出番がなく、空いた時間を有効活用。手分けして7〜9月に計7回のロケを行った。

 動画制作を提案した観光課の胡桃沢早苗さんは「黒部ダムは大町から近いことや、木崎湖では通年でさまざまな遊びができることを知ってほしい」と話す。動画は信濃大町駅にある市観光協会のモニターで再生するほか、定住促進事業でも活用する予定だ。

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