丸山珈琲が登山チームや指揮者と商品開発したコーヒーバッグ

丸山珈琲が登山チームや指揮者と商品開発したコーヒーバッグ

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山頂で飲みたい1杯 丸山珈琲、登山チームとコラボ

信濃毎日新聞(2020年10月27日)

 丸山珈琲(北佐久郡軽井沢町)は27日、国内のミュージシャンやモデルでつくる登山チーム「オレンジバックパッカーズ」が監修したコーヒーバッグ「PEAKBLEND(ピークブレンド)」を発売する。11月にはレコード会社のユニバーサルミュージック(東京)と共同で企画した商品の販売も予定。音楽や登山といった「コーヒーと相性の良い分野」と連携し、新たな顧客を獲得する。

 ピークブレンドは南米ボリビアやアフリカのブルンジの豆を1時間20分ほど焙煎(ばいせん)する深煎(い)り。「山頂で尾根の絶景を見ながら飲みたいコーヒー」をイメージして数種類を焙煎し、丸山珈琲の丸山健太郎社長と登山チームが八ケ岳連峰北横岳(2480メートル)の山頂で試飲して決めた。まろやかさや強い後味が特徴という。

 11月4日には、コーヒー好きだったというベートーベンの生誕250年を記念した「ベートーヴェン×丸山珈琲スペシャルブレンド」を販売。6月に発売したところ好評だったため、再販売する。指揮者の水野蒼生(あおい)氏が味を監修し、ベートーベンの曲の力強さを表現した。11月4〜18日は軽井沢本店(軽井沢町)などで、コーヒーに合う兵庫県の名店のバウムクーヘンを提供する催しも開く。

 ともに1個350円(税込み)。店舗やネットで購入できる。担当者は「共同開発によってコーヒーファンを増やしたい」としている。

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