県内スキー場のトップを切って軽井沢町の軽井沢プリンスホテルスキー場が3日、今季の営業を始めた。新型コロナウイルス対策で検温や消毒に気を配りながらの開業。県内外から訪れたスキーヤーやスノーボーダーもマスクや防寒着で口元を覆いつつ、待ちわびた初滑りを楽しんだ。
他の感染防止策はレンタル用品の消毒、レストランの座席数制限、リフト券のウェブ決済推奨などがある。この日の開業式典でも、来場者と行うカウントダウンは飛沫(ひまつ)に配慮して掛け声をやめ、手拍子でシーズンインを喜んだ。
スキー場によると、オープン時の来場者は934人。
10月上旬に人工造雪機を稼働し、現在は全長約400メートル、幅15メートルの2コースを開設している。年内には全10コースが滑走可能になる見通しという。