健幸ウォークで訪れる予定の中禅寺の重要文化財「薬師堂」

健幸ウォークで訪れる予定の中禅寺の重要文化財「薬師堂」

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日本遺産認定、寿ぐ札所巡り 上田の有志「会」設立、企画第1弾

信濃毎日新聞(2020年11月14日)

 上田市塩田平を中心とした一帯の日本遺産を生かし、観光振興に取り組む有志のグループ「日本遺産認定を寿(ことほ)ぐ会」が発足した。イベントなどで認知度を上げ、長期的な誘客につなげる。第1弾として1泊2日で塩田平の寺やお堂を回る「札所めぐり健幸ウォーク」を29、30日に開く。

 会長は、土地家屋調査士の蓑輪佳明さん(65)=同市天神4。地域おこしに関心がある友人3人と同会を設立した。「日本遺産認定は地域の観光振興の好機」と蓑輪さん。新型コロナウイルスの影響で行政や観光地は大々的にPRしにくいとみて、「住民レベルで動く必要があると考えた」。

 塩田平の住職でつくる「塩田平札所めぐり霊場会」などによると、札所は1693(元禄6)年に設けられた。四国へ遍路に行くには危険や多額の費用を伴うため、地元の庄屋たちが京都で四国と同様の仏像を彫ってもらい、安楽寺や中禅寺など21のお堂や寺に安置したという。霊場会会長で安楽寺住職の若林恭英さん(68)は「札所巡りを広める追い風になる」とイベントに期待する。

 当日はガイドが帯同し、時間が許す限り札所を巡る。29日夜には宿泊先の別所温泉の旅館で塩田平の歴史や民話を学ぶ会を開く。観光支援事業「Go To トラベル」の割引を利用できる。定員20人で県内を中心に募集。1人3万円。問い合わせは蓑輪さん(電話0268・22・1454)へ。

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