新潟県は16日、新潟、佐渡両空港の概要を記した「空港カード」の無料配布を始めた。全国ではダムカードやマンホールカードの人気が上昇中。新型コロナウイルス禍で空港の利用が低迷する中、「全国的にも珍しい取り組み」(空港課)で乗降客以外にも足を運んでもらう考えだ。
カードはキャッシュカードほどの大きさ。新潟空港、佐渡空港の2種類がある。空港の上空写真や歴史、滑走路の長さや幅などが書かれている。
もらえるのは1人1枚限り。新潟空港のカードは空港内で実施するスタンプラリーに参加する必要がある。佐渡空港は事務所で受け取る。訪れた空港のカードしかもらうことはできない。
配布期間は新潟空港が来年1月3日までの午前8時~午後7時。佐渡空港は当面の間の午前9時~午後5時。カードの在庫がなくなり次第終了する。
空港課の担当者は「県内の空港のことを知ってもらいたい」としている。
問い合わせは県空港課、025(280)5868。